甘いレモンの罪とバチ
どんな本?
欲望、打算、駆け引き、妄執、復讐…… その恋愛遊戯は地獄への入口だよ
2番目の夫を亡くし婚活中の主人公瑠璃子は、娘率いるガールズバンド推しでメジャーへの夢をアシストする一方、既婚者の和久から家賃シェアの申し出を受け愛人関係を成立させる。和久は他にW不倫相手の桃子をキープしており、桃子は現夫との離婚を準備するが和久から裏切られストーカーと変貌し犯罪者となる。そして和久の愛に疲弊する瑠璃子は別れを決意。又新たな恋が始まる。その後和久は、恋愛遊戯を楽しむ人妻の直美と関係する。直美はバンドのドラムスの毒親で、容姿端麗の瑠璃子が疎ましい存在だった。
複雑な人間関係が絡み合う、ミドル世代男女のリアルな性と愛と欲情……
とことんまでのめり込んでしまった男女の結末は……
運命の分かれ道は、どっちに行っても地獄にしか辿り着かない……
目次
【愛と利】
【甘いレモンの罪】
【楽園】
【恋愛のセオリー】
【運命線】
【バッドエンド】
著者はどんな人?
弥生むいか
1961年3月6日生まれ
うお座 大分県出身
処女作である「天使の山河」で第2回らくむぎ出版コンテスト優秀賞受賞。
本作が2作目。